
パフォーマンス用に機能が絞られ、非常にシンプルで使いやすいインターフェースです。
Linux用とWindows用があります。
Windows用はSeq24をインストールする前にgtkとgtkmmをインストールしておく必要があります。両方ともSeq24サイトからダウンロードできます。
主な画面は以下の3つです。
Main Window

黒くなっているのが再生中のループで白いのがミュート状態のループです。ループの再生とミュートを操作して曲を構成していくというのがSeq24の主な使い方のようです。
メインウィンドウに一度に表示されるループは32個です。これを32セット分、全部で1024個のループを扱うことができます。画面上で右クリック後、Newを選択するとループを作成できます。別のセットに切り替えるには'[' と ']'キーを使います。
各ループの再生とミュートをキーボードで操作できます。以下のキーに対応しています。
[1 ][2 ][3 ][4 ][5 ][6 ][7 ][8 ]
[q ][w ][e ][r ][t ][y ][u ][i ]
[a ][s ][d ][f ][g ][h ][j ][k ]
[z ][x ][c ][v ][b ][n ][m ][, ]
file
SMFでの保存、読み込みが行なえます。
option
どのmidiバスからmidiクロックを出力するかを設定します。
BPM
; と ' キーでテンポの変更ができます。
Replace
左Ctrlキーを押したままループを選択すると他のループをミュートした状態で再生できます。
Restore
Altキーを押したままミュートまたは再生の操作をすると、Altキーを離したときにAtlキーを押す前の状態に戻ります。これはキーボードによる操作に対して有効でマウス等での操作では機能しません。
左CtrlキーとAltキーを同時に押したまま操作すると上記のCtrlキーとAltキーの機能を同時に使えます。
Queue
右Ctrlキーを押したままループを選択すると待ち状態になり、次のループ頭のタイミングで再生とミュートが入れ替わります。
Edit Window

Main Windowで右クリック後、New/Editを選択するとEdit Windowが開きます。
ボタンの上にカーソルを持っていくと何をするためのボタンなのかが表示されます。
ピアノロール上で右クリックを押すとカーソルがペンに変わり、そのまま右クリックした状態で左クリックすると書き込むことができます。
Background sequenceボタンでループを選択するとピアノロールの背景に選択したループの内容が表示されます。
Performace Edit

Main Windowの右下のボタンを押すとSong Editorが開きます。この画面ではループをタイムライン上に配置して曲を構成できます。
LとRのアンカーはそれぞれ左クリックと右クリックに対応しています。